トップページ > 観葉植物の手入れ・道具 >  ピートモス

ピートモス

観葉植物を育てるために必要なピートモスの注意点や活用方法などを解説。

ピートモスとは

ピートモスとは、高山や冷涼な気候の土地で、植物が堆積して腐食化した泥炭を脱水・粉砕・選別したものです。ピートモスになる植物とは、ミズゴケ類等のコケ植物やアシやヨシ等の沼地や湿地に生える植物になります。


ピートモスは、農業や園芸用土、または土壌改良材として用いられます。
日本で使われている製品の大半はカナダ産です。
只、日本でも北海道の一部ではピートモスが採取されます。


ピートモスの特徴は、通気性や保水性や保肥性等です。
土壌改良剤として単品で使う他に、パーライトやパーミキュライトと混ぜて使用することが多いようです。

パーライトとは、火山岩や黒曜石を高温で熱処理してできる発泡体です。
多孔質なので、ろ過材や土壌改良材、そして園芸培養土等として用いられます。
バーミキュライトは、農業や園芸で使用される土壌改良用の土です。
多孔質で非常に軽い為、保水性や通気性、そして保肥性があります。


農業用や園芸用として、販売されているピートモス製品には、無調整タイプと調整タイプの2種類があります。無調整タイプとは、水分の調整と異物のフルイ分けを行った製品です。

調整タイプとは、PHの調整や初期肥料の配合、そしてパーライトやバーミキュライトを混合した製品になります。
観葉植物や園芸用の土壌改良用として人気があるようです。

ピートモスとはのポイント

ピートモスは、ミズゴケ類や沼地や湿地の植物から作られています。PHの調整をして初期肥料やパーライト等を加えた調製品と、無調整品の2つのタイプがあります。農業や園芸での土壌改良などに用いられます。組成植物や色で分類されています。

ピートモスの分類

ピートモスは生産地域によって、作られている植物や性質が異なります。
次に、ピートモスを組成している植物による分類を紹介します。

(A)ミズゴケピートモスは、高緯度地域のミズゴケが主成分になります。
代表的な産地はカナダです。
(B)水草ピートモスは、低緯度地域のスゲやヨシ等の水草を主成分とします。
代表的な産地はロシア南部や中国です。


色の違いによる分類を紹介します。
(1)薄色系ピートモスは、繊維が長くて復元性が高いのが特徴です。
土壌の膨軟化に効果が高いといわれています。
(2)褐色系ピートモスは、有機性の含有量が多く土壌の化学性改良に効果が高いと言われています。
(3)黒色系ピートモスはウイスキーのモルト燻蒸等に使用されます。


ホームセンターや園芸店のピートモス製品は、観葉植物等に調整されたものが販売されています。

ピートモスの使い方

ピートモスの使い方は産地により異なるようです。
ピートモスはミズゴケ類や、沼地や湿地に生える植物が堆積して腐食化したものから作られています。


ピートモスの使い方を考える場合、元となる植物の種類や構成比から、性質が異なることに注意する必要があります。
主な産地には、カナダ・ヨーロッパ・樺太・北海道があります。
次に産地からみた、ピートモスの使い方や特徴を紹介します。


カナダ産の植物構成は、ヨシ・スゲ・ヌマガヤ・ヤナギ・ミズゴケです。
特徴は、品質が良くて繊維が均一して細かいことです。
分解が早いので、効果は1年程度です。
ピートモスの使い方としては、鉢植えや育苗等です。


フィンランドやデンマーク、そしてドイツやバルト三国等の北欧産の植物構成は、ミズゴケです。
特徴は、繊維が不揃いなことです、分解が遅く効果が長持ちします。
流通コストが高いので価格は高めです。
ピートモスの使い方としては、鉢植え等に使います。


樺太産の植物構成は、ミズゴケです。繊維が不揃いなので、効果は長持ちします。
ピートモスの使い方としては、鉢植えなどです。
北海道産の植物構成は、ミズゴケやヌマガヤ、そしてヨシやスゲなどです。
特徴は、3、4年間は利用できることです。

長持ちする理由は、ヌマガヤ・ヨシ・スゲ等のイネ科の植物の分解が遅い為です。
ピートモスの使い方としては、鉢植えなどが多いようです。

ピートモスの使い方のポイント

ピートモスの使い方は、培養土や土壌改良としての使い方になります。ピートモスの植物構成の違いによって効果も異なります。例えばミズゴケ類やヨシやスゲ等によって分解の速度が変わります。特徴を把握して使い分けをしましょう。

ピートモスの使い方(培養土・土壌改良)

ピートモスの使い方には、培養土として用いる方法と、土壌改良として用いる方法があります。
赤玉土を使用した培養土を作る場合の、ピートモスの使い方を紹介します。
培養土を作る場合の一般的な例です。


(1)赤玉土40%。
(2)無調整ピートモス30%。
(3)バーク堆肥20%。
(4)パーライト10%。
他に、肥料やPH調整剤、そして吸水促進剤等を配合します。


一般的な用いられ方では、土壌改良としてのピートモスの使い方が多いようです。
ハウス栽培や農業、そして花壇等に用いられています。
砂質土の、保肥力・保水力改善を目的とした場合は、土壌に対して20%~30%になります。
粘性土の、固結防止・土壌の膨軟化を目的とした場合は、土壌に対して10%~20%になります。
火山灰土の、保肥力改善・土壌団粒化促進を目的とした場合は、土壌に対して15%~30%になります。

土壌改良の目的によって、ピートモスの使い方は異なります。


おすすめ№1はこれ


キャッシュ使用

  • 携帯サイトへ
  • Webサービス by Yahoo! JAPAN 楽天ウェブサービスセンター